3月15日、都内で若者団体が企画したパネル討論会「民主主義の現在地」が行われ、立憲民主党から松下玲子衆院議員がパネリストとして参加しました。討論会の主催は「日本若者協議会」で、15~16日に同協議会が開催した「民主主義ユースフェスティバル2025」の一コマとして行われました。
松下玲子・衆院議員(中央)
「民主主義の現在地」というテーマについて松下議員は、「ロッキード事件や佐川急便事件を経て公職選挙法や選挙制度は変わってきたが、先日も石破総理が10万円の商品券を配るなどまだこんなことをやっているのかと。政治とカネの問題について強い危機意識を持っている」と語り、「ここで決着をつけなければならない。政治資金規正法を改正しシステムを変えなければいけない」と訴えました。
最近の選挙でのエポックとして「ひとり街宣」について聞かれた松下議員は、「今の公選法でできることは限られている。現行法の範囲内でできることとして非常にポジティブに感じている」と評価しました。また、ネット選挙の課題については「デマ情報が氾濫する中で何が正しく何が間違っているかを受け手が見極めるリテラシーを高めることが重要」と述べました。
異なる意見の人との対話について松下議員は、「教育にディベートを取り入れてはどうか」と提案、「自分と異なる意見に耳を傾ける機会で、対話への第一歩」と語りました。最後に松下議員は、「民主主義を進めるためのたゆまぬ努力を、これからもあきらめることなく取り組んでいきたい」と決意を述べました。