立憲民主党は6月17日、国会内で第129回常任幹事会を開会しました。
 あいさつに立った野田佳彦代表は冒頭、野党7党で共同提出したガソリンの暫定税率廃止法案が審議入りできない状況が続いていることを受け、衆院の財務金融委員会の井林委員長の解任決議案を提出する方針を表明。「イスラエルとイランの本格的な戦闘が続いている中、原油の高騰は間違いない。そんなタイミングなので、思い切った対応として、(ガソリンの)暫定税率廃止は極めて大事な対策だ。審議入りすらしないのは無策だ」と与党を批判しました。
 また、22日(日)の投開票日が迫る東京都議会選挙について野田代表は、「接戦区が多い。手を抜かず、気を抜かず、最後まで全力で応援していただければ」と各議員に更なる支援を要請しました。

2.報告・承認事項
<幹事長>
 小川淳也幹事長は(1)当面の機関会議等の日程(2)党外交推進本部の体制・運営方針・活動計画――等について報告しました。

<代表代行(党務総括/政治改革推進本部長)>
 大串博志代表代行は政治改革推進本部について報告しました。

<政務調査会長>
 重徳和彦政務調査会長は『次の内閣』閣議審査結果等(第26回第27回)について報告しました。

<組織委員長>
 佐藤公治組織委員長は(1)総支部長の異動(2)衆議院小選挙区暫定総支部の設立――等について報告しました。
20250617_第129回常任幹事会_組織委員会報告.pdf

3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
 大串選対委員長は(1)第27回参議院選挙に向けた比例区候補者の公認(2)第27回参議院選挙における選挙区候補者の公認の取下げ(3)第51回衆議院選挙に向けた候補者の公認内定(4)第51回衆議院選挙における候補者の公認内定辞退(5)京都府議会議員補欠選挙に向けた候補者の公認(6)三重県議会議員補欠選挙に向けた候補者の推薦――等について提議し、協議の結果、議決しました。

■第27回参議院選挙に向けた比例区候補者の公認
木村正弘 (新人・満59歳/元衆議院議員公設第一秘書)
寺田博英 (新人・満48歳/個人事業主)
西野克也 (新人・満65歳/元衆議院議員秘書)

■第51回衆議院選挙に向けた候補者の公認内定辞退
山形県第3区 石黒覚 (新人・満68歳/元山形県議会議員)
20250617第129階常任幹事会 選挙対策委員会資料.pdf