立憲民主党は6月12日、野田「次の内閣」第27回閣議を国会内で開催しました。
野田代表は冒頭、参院選挙政策がまとまり、会見を行ったことを報告し、今後はこれが伝わるようしっかり広めていこうと呼びかけました。
また、11日の党首討論について、政府・与党は「批判はすれど、策がないことがよく分かった」と物価高対策について議論した感想を述べ、あらためて自信をもって「物価高から、あなたを守り抜く」の路線で頑張っていきたい、と意気込みを語りました。
次に、同日、政府が存否を明らかにしてこなかった森友学園に関する資料9000ページが開示されたことに触れ、「政府は、行政の情報は国民の財産」という基本的な意識が欠落していると厳しく批判しました。開示された赤木俊夫さんご本人の実際のノートを手に「あらためて全容を解明する必要がある」と述べ、多く残る黒塗り部分の開示を求め、党としてチームを立ち上げ、政治家の関与を含め全容解明に取り組むと表明しました。
1.報告事項
【議員立法持ち回り閣議結果報告】
1.「ガソリン暫定税率廃止法案」
【議員立法登録】 《以下の5本の議員立法について登録了承》
1.「国による全ての水俣病の被害者の救済の実現に向けた給付金等の支給に係る制度の創設に関する法律案(仮称)」
2.「取引価格責任者法案」(供給網内取引における価格の適正化に関する法律案(仮称))
3.「分散型エネルギー利用の促進に関する法律案」
4.「国等によるその設置する施設の省エネルギー・再生可能エネルギー源利用改修等の実施等に関する法律案」
5.「再生可能エネルギー熱の利用の促進に関する新法(仮称)」
【選挙政策】
6.政策集のアップデートについて《了承》
2.協議事項
【議員立法審査】
1.「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律の一部を改正する法律案」 《賛成》
2.「特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法(騒特法)改正案」 《賛成》
【WT設置】
3.「農業用ため池対策WT」 《設置了承》
【政策審査】
4.「次期復興基本方針の見直しに向けて」 (中間報告)
【要請】
5.「公共インフラ老朽化対策・国土強靱化の強化を求める要請書(案)」 《了承》
6.「スルガ銀行による投資用不動産向け不正融資問題の完全解決に向けた超党派申し入れ」(案) 《了承》