参院議員総会が6月20日、国会内で開催され、野田佳彦代表と小川淳也幹事長が出席しました。
あいさつした野田代表は、憲政史上初となる当初予算の参院修正に言及し、「参議院の立憲民主党が一致結束し、底力を発揮していただいて快挙を成し遂げた」として敬意を表明しました。
また、中東情勢が緊迫する中、「日本があらゆる努力をして全力を挙げ、紛争の長期化と激化に歯止めをかける外交努力をしなければいけない」と強調。水岡俊一参院議員会長の話しによると、日本人学校の生徒の退避も遅れているとして、「危機管理の問題がある時に政治空白を作るべきではない」と述べ、総理大臣経験者としても内閣不信任案を提出しないことを政治決断したと報告しました。
しかしながら石破内閣は、野党7党で提出した「ガソリン暫定税率廃止法案」について、政府・与党が「邪魔をするような動きになっている」と厳しく指摘。物価高に対する「危機感がない」と述べ、「信任できる状況ではない」として、来るべき参院選挙に向け、「物価高から、あなたを守り抜く」という強い決意の下、参院における「国会の風景が変わるように全力でがんばっていこう」と呼びかけました。
