野田佳彦代表は8月25日、栃木県で開催された全日本自治団体労働組合(自治労)の第99回定期大会に出席し、あいさつを行いました。

 石上千博中央執行委員長は大会冒頭のあいさつの中で、先般行われた第27回参議院議員選挙における岸真紀子参院議員の再選と吉田忠智参院議員の国政復帰について触れ、全国で選挙戦に協力してくれた組合員に感謝と労いの言葉を述べました。また、本格的な論戦の場となる秋の臨時国会を見据え、「立憲民主党においては、働く者の立場に立つ政党として生活者の暮らしを守りながら、国民生活に不可欠な公共サービスを確立し充実させるという視点で将来社会に責任ある政策議論を行い、国会の議論をリードして頂きたい」と述べ、国会における活発な論戦への期待を表明しました。

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 野田代表もあいさつに立ち、参院議員選挙において、全国の自治労組合員の支援により、自治労組織内候補として比例区で出馬した岸真紀子候補、大分選挙区の吉田忠智候補、そして準組織内候補である広島選挙区の森本真治候補が当選を果たしたことに、感謝と敬意を表しました。一方で、佐賀選挙区や大会開催地である栃木選挙区など惜敗した選挙区があったことについて、厳しく真摯な総括を行いたいと述べました。今後の国会情勢については、秋の臨時国会において特に大きなテーマになるガソリンの暫定税率廃止法案の成立を目指していく一方で、地方財政へ影響が及ばないように、適切な制度設計を心がけていきたいと述べました。最後に、「今回の選挙戦を終え、改めて色々な課題が明らかになった。一つ一つの課題を乗り越えて、改めて政権を目指す政党として、皆様にお支え頂けるような環境を作っていきたい」と語り、全国の自治労組合員からの応援と期待に応えるべく、今後より一層の活動を行っていく姿勢を示しました。

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自治労協力国会議員団の団長として、協力国会議員の紹介を行った逢坂誠二衆院議員。
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今夏の参議院選挙を戦い抜き、改めて全国の組合員からの支援に対して感謝の念を述べるとともに、今後のさらなる活動への意気込みを述べた岸真紀子参院議員。
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 大会には、自治労協力国会議員団から、逢坂誠二、おおつき紅葉、波多野翼、本庄知史、吉川元各衆院議員、鬼木誠、岸真紀子、吉田忠智各参院議員が出席しました。