福山哲郎幹事長は10日、茨城県龍ケ崎市を訪れ、かじおか博樹第3区総支部長とともに龍ヶ崎サプラ前で街頭演説をおこないました。

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 かじおか総支部長は冒頭、「44歳の若さと茨城県議会議員の経験を活かして、故郷のために全力で働いてまいることをお誓い申し上げます」と決意を表明しました。

 立憲民主党は労働政党だとして「この9年間にわたったアベノミクスによるマネーゲームではなく、働く皆さまの尊い汗が原動力となる、そんな当たり前の日本を取り戻したい」と述べました。。

 自民党総裁選は一般党員の意見を反映した結果とならず、安倍前総理や派閥の領袖が後ろで操っている旧態依然とした様相で、自民党は自ら変えることはできないと批判した上で、「そこで政治を諦めてはいけない。私たち野党が力をつけるしかない。衆院選挙では、与党と野党の議席数がバランスの取れた緊張感のある政治、与党と野党が批判だけではなくて政策を競い合い切磋琢磨する政治」を目指すべきだと訴えました。

 麻生前財務大臣が以前、老後に2000万円が必要と発言したことを取り上げ、2000万円が貯まるまで、何歳になっても、死ぬまで働け続けろと言わんばかりの政治と批判し「豊かな日本を築いてくださった団塊の世代、シニア世代の方々が住み慣れた地域で、自分らしく、お互いさまに支え合って、不安なく暮らしていける、そんな暖かい政治をこの国に張り巡らしたい」と語りました。

 かじおか総支部長は、「命を政治が守るという当たり前のことを問い直さなければならない。行き過ぎた自己責任と、行き過ぎた競争主義から支え合い、分かち合いの暖かい政治をこの国に張り巡らす。格差や貧困をなくし、1人ひとりが幸福を実感できる日本を作っていく」と語り、衆院選では「今のようにコロナに直面した時にこそ、お互い様に支え合い、その支え合いの役割を政治が果たす、そういう暖かい政治をこの国に取り戻す、新しい選択肢をご提示する」と訴え、演説を終えました。

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 福山幹事長は、かじおか総支部長について「県議会議員等の経験があるから政治を分かっている。自ら会社を経営しているからご商売も分かっている。そして、この地元のことは頭と体に詰まっている。国会でぜひ一緒に仕事をしたい」と話しました。

 与党に何か問題が起きた時に野党第1党の幹事長にマイクが向けられるから、怒った顔ばかり放映されると話し、「安倍政権以来、この10年でどれだけの政治のカネの問題が起こったことか。その度に私たちは怒っている。悪いのは政治のカネの問題を繰り返す自民党だ」と主張しました。

 経済について、実質賃金が減り、老後や子育て・教育の経済的負担への不安で消費が低迷していることを上げ、これに対し立憲民主党政権では(1)年収1000万円程度以下の人の所得税免除(2)時限的な消費税減税(3)低所得者への現金給付──を実施すると語りました。また、枝野代表が今まで10回に分けて立憲民主党が政権を取って実施することを発表したことに触れ、「私たちは、実際にできることしか言っていない。今の党には、民主党政権で大臣、副大臣、政務官を経験した人が数十人いる。準備はできている」と語りました。

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 福山幹事長は「忖度、改ざん、人事でいじめる、逆らえば干すとか、うっとうしい世の中になっていませんか。そうではなくて、みんなが懐が暖かくなり、分かち合える社会にしませんか。かじおかさんは体力もあるし、元気いっぱい」と支援を訴え、演説を終わりました。

 街頭演説会では、茨城県選出の郡司彰前参院副議長、茨城県連幹事長の小沼巧参院議員がマイクを握り、落合剛阿見町議会議員が司会を務めました。

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郡司彰前参議院副議長
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小沼巧茨城県連幹事長
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