西村智奈美幹事長記者会見

2021年12月28日(火)14時18分~14時54分
発行/立憲民主党役員室

★会見の模様を以下のURLで配信しています。
https://youtu.be/INgFf7hE_SM


■冒頭発言

■質疑


■冒頭発言

○第39回常任幹事会を開催

【幹事長】
 お疲れさまでございます。きょうは少し常任幹事会の議題が多ございまして、時間がかかり、この記者会見の開会もずれ込んでしまいました。お待たせして申しわけございません。幹事長の西村でございます。
 きょうは、まず常任幹事会のご報告からさせていただきます。
 冒頭、代表挨拶、皆様にもお聞きいただきました。福島への視察に行ってこられたということで、引き続き東日本大震災からの復旧復興に向けて地元の皆様とよく意見交換をしながら進めていきたいという決意のお話があったかと存じます。
 報告・承認事項といたしましては、私のほうから、常任幹事の選任。自治体議員ネットワークの代表者から常任幹事に新たに就いていただくことになりました。
 また、拉致問題対策本部の設置につきましては、入っております資料のとおり本日付で設置をするということになりました。
 また、国会議員の入党についてですが、広島県選挙区の宮口治子参議院議員が本日付で立憲民主党に入党されました。
 また、党規約及び倫理規則に基づく措置の実施についてでございますが、11月に飲酒の上での他人の方(の住宅)を訪れるという事案のございました山田勝彦衆議院議員につきまして、幹事長から厳重注意を行ったことについて常任幹事会でご報告をさせていただきました。これは規約に基づく報告・承認でございます。
 そして、文書通信交通滞在費の取り扱いについてでございますが、これも資料がございまして、このようにさせていただきました。我が党としては臨時国会に文書通信交通滞在費、この日割り化、国庫返納、使途公開、この3点セットを柱とする法案を提出しております。我が党としてはこの法案の一日も早い成立を引き続き国会で求めていきたいと思っています。その法案が成立するまでの間、取り組む措置として、以下の3項目について承認をいただきました。
 一つ目は、これは改めての確認事項ですが、法案が成立した際には速やかに10月分の文通費の日割り相当分を国庫に返納するということで確認をいたしました。
 二つ目、その確実な返納に向けて、日割り相当額を党本部においてプールさせていただくということで、これもご承認をいただきました。
 三つ目、使途公開の方法についてですが、我が党が提出している法案では両議院の議長が協議して定めるということになっております。この趣旨は、やはり両議院の所属する全議員がイコールフッティングで同じルールのもとで公開することによって初めてこの使途公開というものが意味を持ってくるということから、それに向けて我が党としての公開ルールを検討していきたいと。もう既に検討に入っておりますが、そこに向けて我が党としての公開ルールを検討していくということでございます。
 国会対策委員長からは、国会対応についてご報告がございました。また、参議院国会対策委員長からもございました。
 政務調査会長からは、政務調査会の役員構成につきましてと、部会や調査会等の役員についてもご報告がありました。また、臨時国会での法案並びに決議(案)、補正予算案等についての審査状況について一括してご報告がございました。
 選挙対策委員長からは、選対役員の構成。それから、自治体議員選挙における候補者の公認・推薦についての提案と決定。そして、首長選挙における候補者の推薦についてということで、南城市長選挙の瑞慶覧長敏さんについて推薦を決定いたしました。
 組織委員長からは、役員構成についてご報告があり、企業・団体交流委員長からも役員についてご報告がございました。
 つながる本部からは、活動を活性化させるための提案でございます。ジェンダー本部についても同様でございます。
 協議事項についてでございますが、選挙対策委員長から、一つ目、第26回参議院選挙の候補者公認について、青森県選挙区の田名部匡代参議院議員、そして新潟県選挙区の森ゆうこ参議院議員、お二人について公認の申請がございまして承認されました。これで参議院選挙に向けましては、選挙区候補者が8名、比例区候補者が7名という状況でございます。
 2番目、第50回衆議院選挙における小選挙区総支部長の選任についてということで、裏に名簿がございます。本日はこのごらんいただいた13名につきまして選任をいたし、本日決定されました。本人の面談等を行って環境が整った方から選任をいたしております。また、きょうが12月最後の常任幹事会でありますので、年が明けて以降も、環境が整った方から順次選任をさせていただきたいと考えております。
 それから、比例名簿登載の辞退についてということで、東北ブロックから比例名簿に名前が載っておりました佐野さんにつきましては、ご本人の申し出により名簿から辞退がされております。
 本日の常任幹事会は以上のような内容でございます。

○新型コロナ 濃厚接触者の大学受験に関する政府方針について

【幹事長】
 私のほうからも何点かお話をさせていただきたいと存じます。
 先週の24日に文部科学省から、オミクロン株に感染していて、その(感染者の)濃厚接触者となった方が受験できないという方針が示されました。デルタ株の濃厚接触者については別室にて受験が可能とであるとの方針でありましたが、定義が違うということからそのような内容となったかと存じますが、これは大変大きな問題であるということで、代表を含め私も問題視いたしました。当然のこと、全国の受験生並びに受験生の保護者の皆さん、学校の関係者の皆さんからも懸念の声が上げられたということで、文部科学省はこの方針を週明けに撤回いたしましたが、大変大きな問題であったと思っております。

○子育て世帯臨時特別給付 現に養育している親への給付を要請

【幹事長】
 また、同様の方針のぶれということで申し上げますと、ここはまた命にもかかわる問題ですが、子育て世帯に対する10万円の給付金の問題でございます。これについては離婚直後の子どもを監護・養育している方には届かないという問題が現状としてございます。
 私たち立憲民主党のコロナ対策本部等でこの点を指摘した結果として、総務省のほうが地方創生臨時交付金によって自治体の判断で現に監護している方に給付をすることは可能であるという通知が出されましたが、私が聞いておりますところ、現実、現時点でそのようなやり方で給付をすると言っている自治体は4市であるというふうに聞いております。
 私たちとしては、全ての自治体において全ての対象者が給付を受けることができるような仕組みが必要ではないかと考えております。ここについても引き続き問題意識は訴えていきたいと考えております。

○新型コロナ オミクロン株対策について

【幹事長】
 オミクロン株の市中感染についても、年末年始を迎えるに当たって大変懸念をされる状況でございます。市中感染が起きているのではないかという専門家の方からの懸念もあるようでございます。
 水際対策をこれまでやってまいりましたが、宿泊療養施設が現時点でもうかなり逼迫をしているということでございますので、その宿泊療養施設の確保と、それから運用の改善ですね。入所している方からは、なかなか非常に生活をしていく上でも困難であるというようなお声も聞こえてまいりますので、十分な態勢をとることを強く求めていきたいと考えております。

○入管被収容者死亡事件 映像記録の開示について

【幹事長】
 ウィシュマさんの名古屋入管での(監視カメラ映像の)ビデオが、衆議院・参議院の法務委員会、それから弁護士のサイドにも、また、ご遺族のサイドにも、6時間二十何分でしょうか、そのビデオが見せられたと、視聴できたというふうに聞いております。
 それを視聴した議員の言葉を聞きますと、本当にひどい内容であったということです。とてもではないが正視できない場面が多かったという声もありましたし、また、看守日誌などについて公開を求めるという、そういった声もございました。
 このことは大変重く受けとめておりまして、年明けの国会においても、私たち、もちろん法案の提出も検討しておりますが、引き続き皆さんからも関心を持っていただいて、この件、うやむやにするのではなく、しっかりと明らかにしていかなければいけないことだと思っております。

○国交省統計不正問題について

【幹事長】
 あわせて、国土交通省のデータ改ざんの問題です。鉛筆で(記入し)消して書き直したというのは、これは明らかに改ざんでございますので、国対委員長のほうでは予算委員会で集中審議を求めているということでございますが、これは越年したとしても、やはり政治に対する国民の信頼を得るという意味ではここは看過できない問題だと思っておりますので、引き続き徹底的に解明を求めていきたいと考えております。

○遠山元議員らの在宅起訴について

【幹事長】
 遠山元議員の違法な融資あっせんに関する在宅起訴の問題でございます。遠山元議員だけではなく、ほかに何人かの方が在宅起訴されたと承知しておりますが、これについての全容解明も、これはやはり国会で定めた制度に基づく融資に関して行われたことでございますので、やはり全容解明は必要であるということを強く申し上げたいと思っております。

○年末年始を迎えるに当たって

【幹事長】
 きょうが年内最後の常任幹事会でありまして、皆さんも年末年始いろいろご予定がおありかと思いますが、現時点でも日本海側を中心に記録的な豪雪に見舞われていると承知しておりますし、また、オミクロン株についても引き続き注視が必要な状況だと思っておりますので、立憲民主党としては政策活動をどんどん前に進めていくだけではなく、地域の皆さんとともに取り組み課題解決をしていく、そのことを通して皆さんの不安を解消して生活を改善していきたいと、来年もそういう年であるように引き続き頑張りたいと考えております。


■質疑

○文通費改革について(1)

【毎日新聞・宮原記者】
 冒頭発言でも文通費についてのご発言があったが、使途公開については公開ルールを検討しているということだが、それは例えば他党だと使途公開のルールを決めてもうやっていくという政党もあるが、立憲としても今後ルールを決めて、そもそもいつぐらいまでにその検討をしていくのかということと、使途公開を実際に法案成立前に独自で党として行うということがあるか伺いたい。

【幹事長】
 ありがとうございます。
 私たち提出している法案に沿った対応をしたいと思っています。ですので、法の趣旨からしますれば、両議院の議長のもとで使途公開ルールを決めていただく、それに沿って全ての衆参国会議員が同じルールのもとで公表するというのが筋だと私は考えています。  と言いますのは、やはり収支報告書なども、私たち一つの法律によってそれに基づいて記載をしています。そして、それが全ての方が見られるように公開もされていますが、つまりは、そういうイコールフッティングが可能な状況があって初めて意味を持ってくるものではないかと考えておりまして、ですので、だからこそ、なおのこと法律の成立を一日も早く果たしたいと考えています。
 そんな中で、とはいえ、私たちとしてどのような公開ルールが望ましいのかということは、これは独自に研究をし、検討していきたいと思っております。そして、いいルールができれば、それに基づいて公開するということもやぶさかではございません。

○「桜を見る会」前夜祭 安倍元首相の再度の不起訴について

【毎日新聞・宮原記者】
 安倍晋三元首相の「桜を見る会」前夜祭をめぐる問題で、本日、一度不起訴になって検察審査会から不起訴不当の議決を受けたが、再び不起訴処分となった。受けとめをお願いしたい。

【幹事長】
 2度目の不起訴処分になったということは重く受けとめたいと考えております。とはいえ、やはり「桜を見る会」をめぐってのさまざまな疑念の声というのは、私はまだたくさんあるというふうに思っておりますし、それは道義的な責任、政治的な責任として、やはり国会で明らかにすべきではないかと、説明責任を果たすべきではないかと考えております。

○新型コロナ オミクロン株対策の政府方針について(1)

【時事通信・木田記者】
 政府のコロナ対策について伺いたい。先ほどオミクロン株の濃厚接触者の大学受験に関するご発言があったが、このほかにも日本着の国際線の新規予約などについて、政府が一度示した方針を直後に撤回する例が続いている。こうした政府の対応についてどのように受けとめているかお聞きしたい。

【幹事長】
 一言で言えば、想像力がないのだと思います。一つの方針を示したことで一体どのくらいの方がどういう影響を受けるのか、そこについての想像力が欠如しているがゆえに、机の上で考えられたことが十分な議論もなくそのまま発表される。それによって混乱するのは国民のほうであると。こういうことだと受けとめております。
 あるいは、逆に、その方針を撤回するに際して何か総理のリーダーシップが発揮されたような報道もあるかと承知しておりますが、私は、その前に、まずは政府全体としてのガバナンス、そして本当の意味で国民に寄り添うということ、それをやるべきだと思っています。

○文通費改革について(2)

【東京新聞・井上記者】
 文通費の件で確認だが、この今回の決定というのは、法改正がなされるまでは立憲民主党として独自の自主公開はしないということでよろしいか。

【幹事長】
 「しない」というふうには私は申し上げていないつもりでございます。(法案では)両議院の議長において公開ルールが決められることになっており、そこに向けて我が党としても公開ルールを検討しているということです。
 公開ルールで、各党からも賛同してもらえるような、よい公開ルールができれば、そこはイコールフッティングが確保できるということになれば、それは公表に踏み切るということがあるかもしれませんが、まずは我が党として検討していきたいと思っております。

【東京新聞・井上記者】
 それは法改正がなされる前であっても、ルールで一致できた場合には公開するということか。

【幹事長】
 はい。ですが、やはり望ましいのは法律が一日も早く成立することです。ルールができたから法律をつくらなくていいということでは決してないので、やはり何といっても法律の成立を一日も早く目指しながら、他方で、法律が成立したときにこういった公開ルールでどうかということが議長にお話ができるように、こちらとしても検討していきます。

【東京新聞・井上記者】
 法律ができていなくても、いいルールであれば公開するというのは、先ほどの話で言うと全党がやらないと意味がないということなので、自民党も含めて全党が一致して公開できない限りは立民として公開することはないということになるか。

【幹事長】
 ごめんなさい、ちょっと何かぐるぐると同じところを回っているような感じなのですが、やはりとにかく法律が成立するということが第一で、法律に基づいて公開ルールが決まって、そして、そのルールのもとでみんなが同じルールで公表する。これが第一だと思うのですね。
 各党がてんでばらばらに決めて公表するということもあっていいのかもしれないですが、それだと比較ができないということではないかと思うのです。ですので、やはり法律をとにかく一日も早く成立をさせる。それに向けて、法律が成立したときに向けて、我々としても望ましい公開ルールというのはこういうことではないでしょうかということは検討していきます。

【東京新聞・井上記者】
 つまり、この法律を制定したときに議長が協議して定めるとなっているものの、いわゆるたたき台のようなものを立憲として考えていきたいということか。

【幹事長】
 そうです。

○「党員の離党」「オミクロン株対策(2)」について

【「フランス10」・及川記者】
 先週ずっと大阪に行っており、(旧)立憲からお出になられた亀石倫子先生ともお会いしたが、離党届を出されたが立憲のほうが発表していなくてちょっと当惑されているということだが、離党届が出ているかどうかの事実関係をまず伺いたい。受理されたのか伺いたい。

【幹事長】
 夏に離党届が提出されまして、8月2日付で離党届をいただいておりまして、府連を経由いたしまして党本部には8月6日に送付されています。一般党員でいらっしゃるので、大阪府連は届出受領時点で離党を了解しておりましたが、その旨をきちんとご本人にお伝えしていなかったために対応が遅れておりました。一昨日、府連から亀石さんに連絡をとっていただいて、以上のような経緯を説明しておわびをさせていただいております。私からも対応が遅れたことについておわびいたします。

【「フランス10」・及川記者】
 公式な発表がないと、何かウィキペディアにずっと立憲民主党所属というのが残ってしまうというので困っていらっしゃったので。
 オミクロン株についてはどうお考えかということで、おとといフランスのコロナ感染が1日10万4611人。ただ、オミクロン株の特徴が、日刊紙を幾つか見たが、重症化が極めて少なく、半分が無症状、半分が軽症。軽症がどういう状況かというのを詳しく調べたら、鼻水が出るとか、背中が痛くなるとか、喉が痛くなると。デルタ株より重症化のリスクはフランスにおいては低いのかなと思うが、今どのようなご認識か伺いたい。

【幹事長】
 私、すみません、この有識者がこういう意見を持っているということは申し上げようと思えば申し上げられるのですが、現時点でまだわからないことが多いのではないかと思っております。いずれにしても警戒すべき対象の株であるということは言えるかと思いますので、決してここは、対策について、軽症だという思い込みではなく、しっかりと対策をとっておくことが必要ではないかと思います。

【「フランス10」・及川記者】
 ありがとうございます。もうとにかくフランスで10万人を超えてしまうぐらい感染力はすごいので、よろしく対応をお願いします。

【幹事長】
 はい。

○衆院小選挙区総支部長の選任について(1)

【朝日新聞・神澤記者】
 衆院選の13人の支部長について伺いたい。次の選挙のことを考えればなるべく体制を早く固めることは一つ意味があることだとは思うが、一方で、その難しさもあると思う。今回13人だったことは正直少ないなという感想を持っているが、今回13人になったことをどのように受けとめているか。何か課題があったのであれば、そういった点を伺いたいのと、今後、例えばいち早く100を目指したいとか、何か今後の取り組みについてお考えがあれば教えていただきたい。

【幹事長】
 ありがとうございます。
 新執行部が発足いたしましてから、選対委員長のもとで精力的に惜敗者の方々との面接等を行ってまいりました。そんな中で、環境が整った方から今回は総支部長として選任するということでございまして、今回この13人という人数が多かったのか少なかったのか、それは見方はいろいろありましょうけれども、執行部として今回は13人ということで判断をさせていただき、また引き続きご本人の面接等も行っておりますので、環境が整い次第、来月に入りましても順次総支部長の選任を行っていきたいと思っております。
 数が多かったか少なかったかということについては、これは本当に選対委員長のところで精力的にやっていただいた、その結果であるというふうに受けとめております。

○自治体議員の常任幹事就任について

【朝日新聞・神澤記者】
 きょうの常任幹事会から自治体ネットワークの方が参加されたかと思うが、これから党の意思決定に、先ほど泉代表は党改革の一つだとおっしゃったと思うが、こういった自治体ネットワークの方が参加することによってどう変わるのか。また、どう変わっていこうとしているのか、改めて伺いたい。

【幹事長】
 常任幹事会のメンバーに入っていただいたことで地方の声が今まで以上に飛躍的に党本部に届くようになるというふうにも楽観的には考えておりませんが、しかし、意思決定の場に自治体議員の方がいらっしゃるということは、やはり何がしか今後の意思決定によい影響を及ぼしてくるのではないかということは期待しています。
 すなわち、やはり党本部におりますと、なかなか地方の思い、自治体議員の皆さんの声というのを、私たちも日常的に聞こうとしておりますが、それを意思決定の場で直接反映していただくということになれば、そこを重視してやっていこうという姿勢にもなってまいりますので、そういったことを期待しております。

【朝日新聞・神澤記者】
 確認だが、自治体ネットワークの方が入られるのは立憲民主党としては初めてか。

【幹事長】
 立憲民主党としては初めてだと思います。

○衆院小選挙区総支部長の選任について(2)

【共同通信・田川記者】
 衆院選の総支部長について伺いたい。環境が整った方ということだが、具体的にどういう環境のことを指していらっしゃるのかと、惜敗率も参考にされたのか、13人を選んだ基準みたいなものがあったら教えていただきたいのと、国会閉会日の両院議員総会で参院選の候補者選定を先に進めるべきだという意見が出ていたが、それに対する幹事長の考えをお聞きしたい。

【幹事長】
 ありがとうございます。
 基準ということで言うと、ここは一定の基準を持って選対委員長のもとで選任(の提案)をしていただきました。選挙の候補者を選ぶとか決めるというのは、なかなかルールで線を引っ張ったとおりにはいかないということが多々ございます。その中で、選対委員長のほうでいろいろと調整もしていただき、環境が整い次第順次ということですので、今回この名前の挙がっている13名が今回で言えば環境が整った方々であるというふうにご理解いただきたいと思っております。
 参議院選挙の候補者選定についても、これはなかなか今の時点で表には出せないことがありますが、我々そこも精力的に取り組んで進めております。目に見える形でというふうに言われますれば、派手に何か会議体を、会議をだーんと開くというようなこともあろうかと思いますが、実をとるというやり方を優先させ、とにかく今回、衆議院の総支部長の選任と参議院の候補者選定と、非常に重たい二つの課題を選対のほうでやっていただいているところですので、時間が24時間あっても足りないというところなのですが、そこもあわせて強力に進めていくということで、先ほど常任幹事会の中で代表からも精力的に進めていくということでのご発言がありました。

○つながる本部の活動について

【「フランス10」・麻生記者】
 「つながる本部の取り組みについて提案をお寄せください」というのがきょう議題に上がっていると思うが、これは結構前からやっている活動なのか。それと、政党という特質があるので、例えばいろいろなテーマで動いているNPOの方とか、いろいろな問題意識があっていろいろなセクションで動いている国民の方がいらっしゃると思うが、つながる本部というのが今後どんな、要するに宣伝に周知しておしまいになるのか、それとも議員がそういう情報を取得して地方で例えば議員提案をするとか、そういうプロセスというのか、いろいろな形があると思うが、こういうのはまだ始まったばかりなのか。

【幹事長】
 ありがとうございます。
 つながる本部は、この資料にもありますとおり、党の規約で設置することになっているものでございまして、既に存在し、なおかつこれまでも活発に活動してきたものでございます。
 今回、泉体制におきまして、これまで国民運動本部と呼んでいた、例えば街頭演説ですとかキャラバンですとか、そういったものをつながる本部の中に含め込んで再編成するということで発足いたしました。
 ここは非常に、地域の課題や、それに取り組んでいる団体、あるいは自治体議員とも有機的につながっていく一つの取り組みであると思っております。ですので、「取り組みについて提案をお寄せください」ということで今回投げかけさせていただいたものの中から、具体的に、例えば自分の地域ではこういったことができるとか、あるいは、その中から具体的に今後選挙や政治にかかわろうとする人が出てくるとか、そういった意味での人材発掘にもつながっていくものと私は期待しておりますし、また、そういった地域課題を解決することで立憲民主党らしい党運営、党のあり方というのがここから出てくるのではないかと期待しています。

【「フランス10」・麻生記者】
 内部組織として、常設のスタッフとか、そういうセクションというのは、もう既にあるのか。

【幹事長】
 ございます。

○文通費改革について(3)

【産経新聞・澤田記者】
 文通費について伺いたい。ちょっと細かいが、使途公開に当たって、領収書がないとたぶん使途公開できないと思うので、領収書の保管を所属議員の方に指示なされたのかどうかと、文通費はある程度自由に使えるお金だが、さすがにこういう支出はできませんよみたいな通達を出しているのかどうか。この2点を伺いたい。

【幹事長】
 ここにも書いてございますが、使途公開のルールについては両議院のもとで議長が協議して定めるということが私たちの法案でございます。そこに向けて私たち立憲民主党として使途公開ルールを検討していこうと。先ほどご質問いただいた方のお言葉をおかりすれば、たたき台をつくろうということでございますので、そのたたき台のもとで領収書の保管などについて出てくる、議題としても検討テーマとしても出てくることになろうと思いますし、それがおそらくは必要になってくるでしょうから、それについても保管をどこかの時点でお願いするということではないかと思っております。