2月25日、参院予算委員会(基本的質疑)が行われ、蓮舫議員が質問に立ちました。新型コロナウイルスの感染状況について岸田総理が「まだ余力がある」との認識を示したのに対して、高止まりしている重症者数、救急搬送困難事案数などの実態を踏まえて認識を変えるよう総理に迫りました。主な質疑は以下の通りです。
また、予算編成の在り方、グリーンイノベーション基金等基金の在り方、マイナポイント等について質疑しました。
(1)原油高対策について、公党の代表とトリガー条項を約束されたことはあるかとの蓮舫議員の質問に、総理は「予算委員会の審議の場で質問を受ける中であらゆる選択肢を排除することなく」と答弁させていただいている通りとの答弁でした。
https://twitter.com/cdp_kokkai/status/1497110279385399298
(2)蓮舫議員から「必要な医療は提供されているのか」と認識を問われ、総理は「まだ余力がある」と答弁しました。蓮舫議員は高止まりしている重症者数、救急搬送困難事案数などの実態を踏まえて総理の認識を変えるよう迫りました。
https://twitter.com/cdp_kokkai/status/1497113030785929222
(3)蓮舫議員は、3回目のワクチン接種、経口薬と治療薬、BA2(変異株)への対応等において実態を踏まえた迅速な政府の対応を促しました。
(4)今こそ司令塔機能の強化が必要であり、政府が6月まで持ち越す理由を問いました。政府は、今はこれまでの経験を検証し、中長期、次の感染症対応を念頭に置きながら考えていく時期だと答弁し、蓮舫議員は、政府の危機感の欠如を強く批判しました。
https://twitter.com/cdp_kokkai/status/1497129963547283460
(5)子どもへのワクチン接種について、保護者の不安が大きいにもかかわらず、政府の広報が整備されていないこと、後遺症や重篤な副反応などについて「国内の情報収集はこれから」であるが、ワクチン接種勧奨になっている点、デルタ株前提の臨床がもとになっている等の問題点を蓮舫議員は指摘しました。