岡田克也幹事長は10月29日、福井県入りし、福井県連代表の三田村輝士越前市議会議員、同幹事長の野田哲生福井県議会議員ら県連役員と統一自治体議員選挙に向け、意見交換を行いました。

 冒頭、三田村代表は「国会議員不在県だが、すそ野を広げる取り組みをしている」と述べるとともに、県内の情勢を報告。また、原発立地県でもあることから、原発へのミサイル防御や外交努力の必要性について指摘しました。

 岡田幹事長は、「泉代表の下でもう一度、政権を担うことができる政党にすることが私の役割だ」と強調。その上で国政について、2点を報告しました。

 1点目は、政府の第2次補正予算案について、「自民党がゴネたことで、とにかくデカければいいということで、規模だけ膨らんだ」と指摘し、他方で立憲民主党の経済対策は「そういう発想から脱却し、本当に必要なところに必要なお金を届けるものだ」と述べました。

 2点目として旧統一教会問題に言及し、立憲民主党など野党が悪質献金被害救済法案をまとめた一方、「与党には案がない」と指摘しつつ、「何としても今国会で法案を成立させる」と述べました。

 その上で、27日に開催した「全国幹事長・選挙対策責任者会議」での「第20回統一地方自治体選挙における候補者の擁立方針」を報告しつつ、統一自治体選勝利に向け、「野党第一党としてウイングを広げ、大きな塊をつくっていこう」と呼びかけました。