大分市内で12月17日、「吉川はじめ衆議院議員の10周年を祝い励ます集い」が開催され、多くの党・労働組合関係者、後援会員などの出席で、会場は満席になりました。
集いの主催者を代表してあいさつに立った吉田忠智参院議員(立憲民主党大分県連代表)は、吉川議員が2012年の総選挙で公示直前に立候補することとなった経緯に触れ、「地盤・看板・カバンも何もない状況で闘い比例区で当選。それから10年が経ったが、今後の目標はただ一つ。小選挙区で勝つことだ」と檄を飛ばしました。
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激励に駆けつけた逢坂誠二代表代行は、前日の16日に政府が安保関連3文書を見直す閣議決定を行ったことについて「敵基地攻撃能力の保有も、増税を前提にした防衛費の大幅増についても、国会そして国民は何も関与できず、閣議で勝手に決めてしまった」と憤り、防衛政策の転換や増税を国民不在で決める政府の姿勢を痛烈に批判しました。そのうえで逢坂代表代行は「このような政府を監視する強い野党、健全な野党が必要だ」として「吉川議員には現在も国対副委員長として活躍していただいているが、いまの国会では絶対に必要な存在。一層の奮起を期待したい」と強調。出席者に対し、今後の議員活動への強力なサポートを訴えました。
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来賓の方々の激励あいさつを受けて登壇した吉川議員は、「議員として10年を迎えることができたのは、ひとえに皆さんのご支援の賜ものだ」と感謝すると同時に、今後も働く人や高齢者など、地方で暮らす人々に寄り添い、その目線で議員活動に邁進する決意を述べました。
集いは、10年を節目として、議員として更なるステップアップを図る重要な機会となりました。
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