泉健太代表は2月25日、訪問先の山梨県甲府市で記者団の取材に応じました。

 統一地方自治体選挙に関連し、衆院山梨2区の選挙区内にまだ県議を擁立していないことについて問われると、泉代表は「可能な限り候補者擁立を最大限追求してもらいたい」「仮にそれが果たせなくても、次なる人材を育てる」「立憲民主党の中に多くの仲間が入ってもらえる県連体制を作って欲しい」と語りました。

 統一地方自治体選挙をどういったものにしていきたいかについては、「公認候補のみならず推薦候補、無所属であっても思いを同じくする方々と一つの勢力を作っていけるように構図を作り、支援をしていきたい」と述べました。

 国民民主党が新年度予算案に反対する方針を決めたことについては、「賃上げと防衛費の面で残念ながら賛成できる予算ではないというのは当然」と述べた上で、「政局というよりも政策的に判断をされたのだと思う」「その判断基準は一致していて、賃上げが重要な時期に、賃上げ対策が足りない」「安全保障にも、あまりに急激な予算増である」「子ども予算も足りない」などと述べ、「ともに歩んでいける共通認識は生まれてきているのではないか」と語りました。

 統一地方自治体選挙への影響については、「地方では、すでに一緒に戦いたいという声は結構出ていたので、多くの地方の組織には好感をもって受け止められているのではないか」と述べました。

 岡田克也幹事長が先日の党大会で「政権交代可能な政治の実現という大局に立ち大きな塊を目指す」とした上で「働く人々を代表する政党は一つで十分だ」と発言したことについて、国民民主党の榛葉賀津也幹事長が「党がいらないと受け取る。非常に残念だ」と語ったことについては、「岡田幹事長はまったくそういう意図でお話したのではなくて、むしろ会場にいる仲間たちに向けて訴えたことであり、国民民主党の皆さまも同じ仲間であるという前提があるからこそ訴えたかったという思いではないか」「不快に受け取られたということであれば、お詫びをしたいし、そういったつもりがあるのではなく、あくまで一緒の仲間でありたいし、仲間であるはずだという思いを込めての発言」だと語りました。

 同日、泉代表は甲府市で行われた県連定期大会・統一地方選挙総決起集会に出席しあいさつしました。

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