党ジェンダー平等推進本部長の西村智奈美代表代行は3月8日、国会内で開催されたクオータ制を推進する会(Qの会)主催の「祝国際女性デー院内集会──議席の半分に女性を!どうする各党!統一地方選挙」に出席しました。

 西村代表代行はあいさつで、昨年の参院選挙で立憲民主党が公認候補者の50%を女性とし、当選者の女性比率も53%を達成した実績を強調し、統一地方選でもできるだけ多くの女性候補者を擁立に取り組んでいると話しました。

 党が行ってきた(1)女性候補者公募(2)オンライントークイベント(3)女性候補への公認料・推薦料の加算やの貸付金制度(4)子育て・介護・障がい者の介助を担う候補者へのケアラー支援金の給付(5)選挙実務や政策、演説等の研修(6)党本部の相談窓口・メンター制度の設置──等の支援メニューについて説明しました。また、全国に散らばっている新人候補者は不安で、孤独になりがちなので、オンラインで先輩議員に相談したり、ワークショップ形式で候補者どうしで話したりする機会を作ったことも報告しました。

 統一地方選挙に向けて党の公認候補者全体の女性比率が29.73%である一方、東京都では女性候補者比率が40%を上回っていることを挙げ、「これを全国に広げたい。現在、党所属の地方自治体議員のうち女性議員の比率は22.6%なので、これを上回れるようにしたい」と表明しました。

 また、立憲民主党が掲げている「女性の声が政治を変える」というスローガンについて、「女性が政策決定の場に行くことでいろいろなことが変わる。焦点となってくる政策課題も変わってくる。議論の進め方も変わってくる。アンケートや世論調査の取り方も変わってくる」と紹介し、「これを信じてしっかり取り組んで行きたい」と締めくくりました。

 集会には立憲民主党から「政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟」の中川正春会長、近藤昭一、小宮山泰子、大河原まさこ、岡本あき子各衆院議員、徳永エリ参議院議員が参加しました。

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政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟会長の中川正春会長