衆院福岡2区総支部長の稲富修二衆院議員は8月4日、福岡市中央区で街頭演説を開催し、岡田克也幹事長も参加しました。稲富議員は、人への投資を増やすことなどについて訴えました。田中慎介、井上麻衣、小竹理香各福岡市議も参加しました。
稲富議員は、日本の1人あたりの名目GDPが30年前は3位であったのが、現在は世界で30位となり韓国や台湾と同レベルであると説明しました。これは「私たちが選んだ政治の選択の問題だ」と述べ、この状況を解決するために人への投資に重点的に傾け税金の使い道を変えること、東京一極集中を解消することが必要だと訴えました。大学の授業料無償化には約2兆円の財源で実現できるにも関わらず、岸田政権は防衛費を年4兆円増やすことは決めても大学無償化は決められないと指摘。「若い方々に教育の機会を私たちで作る。これは政治の力で作れる」と政治を変え税金の使い道を変えていくことが必要だと強調しました。
岡田幹事長は、2025年に戦後生まれのベビーブーム世代全員が75才を超えることになり、高齢化対策の予算が必要になることを取り上げました。子ども対策、高齢化対策、防衛等に優先順位をつけて配分するのが国会の役割であるのに、岸田総理が防衛予算の倍増だけ決めていることを指摘し、「国民の皆さんにきちんと目の前で議論して、ある程度納得してもらって予算の配分を決めていかないといけない。 そういうまともな政治にしたい」と主張しました。