立憲民主党は3月28日、国会内で泉「次の内閣」第54回閣議を開催しました。
冒頭のあいさつで泉健太代表は、参院予算委員会を振り返って「集中審議では、裏金問題に対する自民党の不誠実な姿勢が明らかになった。自民党は真実を語る責任があるが、責任を果たせないのであれば政権に値せず」と断じました。さらに、「4月から特別委員会が始まる。われわれの本気の政治改革案を世の中に伝えていくべく頑張る」と、自民党の裏金問題への後ろ向き姿勢を批判し、立憲民主党が自民党に代わって政治改革に向けて力を尽くしていくことを表明しました。
また、審議を通して例えば異次元の少子化対策のこども・子育て支援金制度については、実際には負担が増えることなど、本年度予算審議を通してさまざまな問題点が明らかになったと述べました。
今後の国会に関しては、「重要な法案が控えており、立憲民主党の考えを法案審議を通じて世の中に訴える」と意気込みを語りました。
1. 報告事項
【内閣提出法案(B分類)審査結果報告】
(1)公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の一部を改正する法律案 《一任》
(2)公益信託に関する法律案 《一任》
【議員立法登録】
(1)訪問介護事業者に対する緊急の支援に関する法律案(仮称)《登録了承》
(2)介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案(仮称)(通称:介護・障害福祉従事者処遇改善法案)《登録了承》
2. 審査事項
【内閣提出法案審査】
(1)日本電信電話株式会社等に関する法律の一部を改正する法律案 《賛成》
(2)国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案 《賛成》
(3)地域における生物多様性の増進のための活動の促進等に関する法律案 《賛成》