5月9日に衆院憲法審査会が開かれ、自由討議が行われました。立憲民主党からは逢坂誠二、本庄知史、吉田はるみの3議員が発言しました。

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 逢坂議員は、雑誌「ボーダーズ」72号の記事を紹介し、「災害に強い選挙の在り方を十分に検討する必要がある」と主張して、安易な議員任期の延長に異論を唱えました。そして、「議員任期については、議員任期を延長する理由、延長する期間、延長のタイミングなどを誰がどのように判断するかによって立憲主義を大きく毀損する可能性もある」と指摘しました。

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 本庄議員は、議員任期延長を主張する5党派の間で、選挙困難事態に関して「立法事実の認識が一致していない」と指摘し、「繰延べ投票、不在者投票、あるいは避難先での投票など、議員任期延長によらない対応策はいくらでも考えられるのではないか」と問いかけました。そもそも、議員任期延長は、議会制民主主義の根幹をなす選挙権を制限する重大な権利侵害であるとして、そのデメリットや代替手段について丁寧に議論、検討をすべきと説きました。

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 吉田議員は、30代以下の若い世代は8割近くが選択的夫婦別姓を支持しているという世論調査の資料を示すとともに、結婚した際に改姓するのは2022年時点で94.7パーセントが女性であると述べ、「この国会というところは、若い世代や女性の声に耳を貸さないところなのか」と厳しく追及しました。その上で、選択的夫婦別姓を憲法審査会で取り上げるよう強く求めました。