立憲民主党は5月23日、泉「次の内閣」第61回閣議を国会内で開催しました。

 泉健太代表は冒頭のあいさつで、実質的審議がスタートした政治改革特別委員会において、パーティー券公開の10万円という額の根拠について問われた自民党の法案提出者から「キリがいいから」という驚くべき答弁があったことを紹介しました。「自民党の政治改革法案にはキレがないのに、キリがいいという理由は何の根拠もない答弁だ。自民党は、パーティー券収入は公開したくないという考えで作ったとしか思えない」と強く批判した。

 また、「そもそも自民党案の作成が遅れ、さらに審議入りが遅れている状況の中で、5月中に衆院を通過させようという話も聞こえてくる。喉元過ぎればという状況を作ろうというだけにすぎない」「衆院で徹底審議して、国民が納得する政治改革案を作る必要がある」と強い決意を述べました。

1.報告事項

【視察報告】

(1)水俣視察について《近藤ネクスト環境大臣より5月20日に行った視察について方向があった》

【一任結果報告(内閣提出法案)】

(2)地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案 ← 賛成

【議員立法について】

(3)国対との情報共有について ← 終盤国会につき、議員立法について早めの情報共有を

【議員立法登録】

(4)悪質ホスト被害防止法案(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部を改正する法律案)《登録了承》
(5)チーム学校運営の推進等に関する法律案《登録了承》
(6)水俣病問題の解決に向けた議員立法《登録了承》

2.審査事項

【内閣提出法案審査】

(1)地方自治法の一部を改正する法律案《一任》
(2)消費生活用製品安全法等の一部を改正する法律案《賛成》

【議員立法審査】

(3)障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する法律(教科書バリアフリー法)の一部を改正する法律案《賛成》