立憲民主党は2月20日、野田「次の内閣」第12回閣議を国会内で開催しました。

 冒頭のあいさつで野田佳彦代表は、自民党旧安倍派の会計責任者に対する参考人聴取について、「自民執行部がきちんと説得できていなかったのか、与党の落ち度で延期になり、昨日の予算委員会の集中審議も、こちらは準備万端であったのにもかかわらず中止になった」と指摘し、「与党が日程を遅らせている」と苦言を呈しました。

 また、立憲民主党が提案している来年度予算案に対する修正案について、「すでに与党に説明をしているにもかかわらず、与党からの打ち返しがない」と強調。審議日程が「ずれていくのではないか」との懸念を示し、政府・与党の対応について「明らかに当事者能力がない」と述べ、「われわれは粛々とこの国会にかける法案の準備をしっかりやっていこう」と力を込めました。

1.報告事項

【政治改革推進本部】
(1)「公職選挙法の一部を改正する法律案(ポスターの品位保持)」について
(2)「公職選挙法の一部を改正する法律案(選挙運動に関する規格の簡素化)」について
《落合貴之党政治改革推進本部事務局長より、19日の政治改革推進本部総会で本部長一任の上、公選法改正2法案に賛成することとなり、20日に超党派で提出し審議入りしたことの報告があった。》

【議員立法登録】
(1)「地域人口の急減に対処するための特定地域づくり事業の推進に関する法律の一部を改正する法律案」
《登録が了承された。》

【一任結果報告】
(1)令和7年度当初予算に対する修正案(概要)
(2)所得税法の一部を改正する法律案に対する修正案
(3)地方税法及び地方税法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対する修正案
《(1)~(3)について、一任結果の内容と現状の説明がなされた。》

2.確認事項

【政策審査】
(1)地球温暖化対策計画及び第7次エネルギー基本計画の閣議決定について(談話)
《経済産業部門、環境部門の連名で談話を発表することが了承された。》

(2)(食料・農業・農村基本計画に盛り込むべき事項について(申し入れ)
《政調会長及びNC農林水産大臣に一任となった。》