立憲民主党ジェンダー平等推進本部は7月30日、小田急相模原駅頭で「全国女性キャラバン」街頭演説会を開催しました。この日はキャラバン隊長でもある辻元清美ジェンダー平等推進本部参与らが地元の大塚さゆり神奈川県第20区総支部長や自治体議員とともに党の政策などを訴えました。

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 神奈川県選出の牧山ひろえ参院議員は、しっかりした人権感覚を持ち、福祉の専門家であると同時に生活を通して見えてきた物価高や教育の問題も語れるバランスの取れた人物だと大塚総支部長を紹介しました。高齢者が増え続ける中で大切にされるべき介護職の方が次々と離職している今、現場を知る大塚総支部長に介護に携わる方々を応援するための知恵をお借りしたいと述べ、大塚総支部長がいかに必要とされているかを語りました。

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 同じく神奈川県選出の水野素子参議議員は、子育てや暮らしの中で女性が多くの役割を担っている、問題の発見と改善の提案は現場で生まれるので女性の議員が増えれば暮らしが変わると述べました。「政府は長年にわたり少子化や高齢化へ備えると言っていたのに、今でも私たちが子育てや介護に悩まされるのはおかしくないか。これは政府の政策の優先順位やお金の使い方がずれているから。女性議員が増えれば国の予算も暮らしに向けることができる」と女性議員を増やす意義を語り、大塚総支部長への支持を訴えました。

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 大塚総支部長は、娘2人を育てながらフルタイムで働く綱渡りのような生活を12年間続けてきた、今のままでは娘たちが大きくなったときに子育てと仕事を両立できる社会は来ないだろう、親世代の責任として子どもたちが大人になるまでに社会全体で子どもを産み育てることを支える社会を実現したいと政治を志した動機を語りました。厚生労働省の調査では2040年に介護人材が57万人も不足する、政治がやるべきことはたくさんあるのに裏金問題などで政治への不信はぬぐえない、2人の子どもの母親として、12年間福祉の現場の声を聞いてきた人間として現状を国に届けたいと訴えました。

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大塚さゆり 神奈川県第20区総支部長

 辻元清美ジェンダー平等推進本部参与は、問題の多い自民党議員をまとめて入れ替えなければならないが入れ替えるなら誰でもいいわけではない、大塚総支部長は今一番の政治課題となっている少子化に対して自身の経験から子育て支援の政策提言をまとめ、高齢化についても特別養護老人ホームの施設長として現場を熟知していると紹介しました。「水野議員はJAXAで働き、牧山ひろえ議員はアメリカで弁護士をしていた、大塚総支部長は介護施設の施設長だ、世襲議員の多い自民党と違って立憲民主党は現場で働いてきた女性たちばかりだ」「東京15区補欠選挙で助産師の資格のある酒井なつみ候補が当選したことで、立憲民主党は彼女の経験を活かした政策提言や予算要求が可能になった。介護分野での政策を充実させるために働いてほしい」と大塚総支部長への期待を語りました。

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 演説会には地元相模原市議会の桜井はるな市議、石川達市議、仁科なつ美市議に加え、舘登志子海老名市議、柳田あゆ藤沢市議も参加しました。司会は安海のぞみ座間市議が務めました。

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桜井はるな 相模原市議

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石川達 相模原市議

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仁科なつ美 相模原市議

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舘登志子 海老名市議

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柳田あゆ藤沢市議

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安海のぞみ 座間市議