立憲民主党は9月13日、国会内で両院議員総会を開き、泉健太代表から「次の内閣」の発表があり、承認されました。スタートにあたり、ネクスト大臣から取り組みへ向けたコメントを寄せてもらいました。
■杉尾秀樹 ネクスト内閣府担当大臣（災害対策・消費者・科学技術・デジタル・行政監視）
私の担当は官邸主導政治の弊害で肥大化している内閣府と、災害対策、消費者、科学技術・デジタル、行政監視の各委員会です。カバー範囲が広く大変ですが、子ども子育て政策を含めて、国民生活に密着した政策ばかり。そこで我々がどれだけ説得力ある政策を示せるか。NCが一日も早くRC（リアル・キャビネット）になれるよう精一杯頑張ります。
■野田国義 ネクスト総務大臣（地方創生・倫理選挙）
福岡県八女市で市長時代の約16年間、オープン、フェアー、クリーンを旨に、地方自治は民主主義の最良の学校であるとの目標を掲げ、市民納得度の高い行政を実現し、研鑽を積んでまいりました。これ迄の経験を活かし地方の活性化、情報公開、倫理選挙、郵政、マイナンバーカード活用、情報通信放送などの課題に積極的に取り組んでまいります。
■牧山ひろえ ネクスト法務大臣
近年の在留資格を持たない外国人への不適切な取り扱いや、外国人技能実習制度のゆがんだ運用等から、残念ながら人権後進国と呼ばれることの多い我が国の状況をしっかり改善していきます。家族関係の法制は、社会のあり方自体にも影響を与えるので、結論を出した際に国民の納得が得られるような丁寧な議論と手続を重視して進めていきます。
■玄葉光一郎 ネクスト外務・安全保障大臣（拉致問題・ODA）
党の安全保障政策の議論を政府の国家安全保障戦略改定の議論と並行して積み上げ、急激に変化する安保環境を踏まえた多くの国民から信頼される政策へブラッシュアップしていきたい。早速、外交・安全保障戦略PTを立ち上げ、渡辺周・末松義規両議員に会長代行に就いて頂いた。骨太な外交・安保政策を作り上げる。
■階猛 ネクスト財務金融大臣（予算・決算）
岸田首相と同じ日本長期信用銀行の出身です。バブル崩壊時に経営破綻を経験し、岸田氏ら銀行の先輩方の残した負の遺産の処理に苦しみました。日本国が同じ道を歩んではなりません。山積する課題を先送りせず、持続可能で公正な財政運営と地方経済・中小企業・中間層に光を当てる金融政策について、大胆かつ細心に取り組みます。
■菊田真紀子 ネクスト文部科学大臣
旧統一教会に関する問題や、東京オリパラを巡る汚職事件といった直近の問題の追及・徹底解明に全力を尽くします。教育格差の是正や教職員の働き方改革、生涯スポーツの振興、科学技術・文化芸術等々、「人への投資で未来をつくる」日本を目指し、我が党の政策をアピールし、論戦に挑んでいきたいと思います。
■早稲田ゆき ネクスト厚生労働大臣
まずは新型コロナウイルス対策を強化して国民の命と健康を守る。司令塔機能の整備、運用が早急に必要。物価高騰にはシングルマザーや非正規雇用、年金生活者等への支援を拡充し、医療・介護・福祉・保育など生活の基盤となる「ベーシックサービス」の充実を目指すことで、国民のために戦う「次の内閣」にしていきたい。
■金子恵美 ネクスト農林水産大臣
現在、生産資材高騰や自然災害からの被害に生産者の方々が苦しんでおり、新たな制度や仕組みが必要と考えます。また、食料自給率の向上や食料安全保障の確立は待ったなしの課題です。農林水産業に従事する全ての皆様との対話を大切にし、現場の声と共に議論を進め現場に寄り添う農林水産政策をつくってまいります。
■田嶋要 ネクスト経済産業大臣
自然災害にもテロ・ミサイルにも強い分散ネットワーク型の自然エネルギー社会へ。廃棄の少ない持続可能なサーキュラー経済へ。国際市況に左右されにくい自立自給を高めた経済へ。そして、地域それぞれの資源を活かしつつ中小企業や個人に活躍の場が広がり、誰もが希望を感じ、魅せられる世界の宝石、日本を。
■小宮山泰子 ネクスト国土交通・復興大臣（沖縄北方・復興）
次の内閣では、国土交通、沖縄北方、ならびに復興担当を拝命しました。衆参の各関係委員会所属はじめ党内の議員とともに、自然との共生に配慮しつつ、国土の健全な発展のための社会インフラの維持・管理・整備が適切に実行できるよう努めてまいります。現場の声をお聞かせいただき、現実的な政策を目指してまいります。
■近藤昭一 ネクスト環境大臣（原子力問題）
経済発展を優先し、多くの公害を発生させた反省から環境省の前身である環境庁が発足して51年。しかし、気候変動対策や生物多様性保全、循環型社会構築について抜本的な政策転換が行われているとはいえません。原発ゼロ・再エネ電気100％でカーボンニュートラル実現、ライフスタイルを転換し、未来への責任を果たします。