福山哲郎幹事長記者会見

2021年8月24日(火)16時03分~16時44分
発行/立憲民主党役員室

★会見の模様を以下のURLで配信しています。
https://youtu.be/3kib6-63hhU


■冒頭発言

■質疑


■冒頭発言

○第31回常任幹事会を開催

【幹事長】
 まず、常幹の報告をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 代表の挨拶はご案内のとおりでございます。
 私からは、先般、皆さんもご案内のように、土曜日から「りっけんチャンネル」を始めましたので、「りっけんチャンネル」を始めたという報告を常幹でさせていただきました。
 国対委員長からは、ご案内のように、あす、あさっての厚労委員会、それから議運での「緊急事態宣言」の各都道府県の要請による追加等々があるというご報告がありました。それからアフガンについて、安全保障委員会、参議院は外防ですが、理事懇で現状について報告があるという話がありました。
 参議院側は、同様でございます。
 政調会長からは、特段ありませんでしたが、それぞれのいろいろな団体やいろいろな自治体議員等々から、公約について、選挙政策についての議論をしているという報告がありました。
 選対委員長からは、皆さんもご心配をいただいていた覚書でございますが、平野選対委員長と岸本選対委員長の間で、立憲と国民の覚書が交わされたので、きょうはご報告がありました。それから、自治体議員選挙の結果で根室市議会、首長選挙でご案内のように山中竹春さん、横浜市長選挙でございますが、この報告があって、加えて、この神奈川の横浜市長選挙のときには江田代行からも詳細なご報告がありました。自治体議員の公認・推薦については、公認が鳥取、佐賀、推薦が北海道、島根、それぞれの市町村での公認・推薦について承認しました。首長選挙は、京都府城陽市の首長選挙の推薦を決めました。これが選対委員長からでございます。
 組織委員長からは、総支部長の異動について、後で承認をいただきます北海道4区でございますが、もともと本多平直さんが総支部長だったわけですが、離党に伴って暫定総支部として逢坂道連会長、そして今回、後でご報告しますが、衆議院の総支部長に大築紅葉さんが就任いただくことになりましたので、こういった形での4区総支部の総支部長の変更を確認いたしました。衆参総支部の設立については、衆参の総支部4支部で、これはそれぞれ衆議院・参議院の予定候補者でございますが、岩手2区、参議院富山、長崎、比例ということで、4つの総支部の設置を決めました。行政区支部については福島三つでございます。自治体議員の入党については4名ということで、北海道1名、福島2名、富山1名ということで、4名の入党がありまして(累計)1271名という形で組織委員長から報告がありまして、承認をさせていただきました。
 協議事項に入りまして、選対委員長から、小選挙区の総支部長について、北海道4区の大築紅葉さん、それから岩手2区の大林正英さん、2人の総支部長(選任)の承認をさせていただきまして、これで214に総支部長の数がなりましたので、ご報告をさせていただきます。女性の比率は現在16.8%ということになっております。

○東京パラリンピック開幕にあたって

【幹事長】
 私から幾つか申し上げます。
 本日、東京パラリンピックが開幕します。私自身が京都府障害者団体連合会の会長を務めておりまして、障がい者の皆さんのスポーツに対しては日ごろから接しているところでございまして、今回、史上最多の約4400人のパラアスリートの皆さんが、世界中、各国・地域からの参加が予定されています。日本国内のパラアスリートの皆さんはもとよりですが、世界中から集まられる全てのパラアスリートの皆さんが日ごろの鍛錬の成果を最大限発揮されるよう心から願っているところでございます。
 一方で、国内では感染が爆発的に拡大している状況であり、パラリンピックの状況での大会関係者、アスリートの皆さんの感染を非常に危惧しております。大会組織委員会も東京都も、そして政府においても、最大限の感染防止策を講じていただいて、できる限り感染拡大のないパラリンピックにしていただきたいと願っているところでございます。この状況で、より医療に対する需要も高まっておりますので、パラリンピックの開催が(新型)コロナ、さらには通常の病気の治療に何らかの影響が出ないように願っているところでございます。
 1点目は以上です。

○新型コロナ 都内医療機関への病床確保要請について

【幹事長】
 2点目でございます。
 昨日、政府が東京都と会談をして、感染症法に基づく全ての医療機関に対して病床確保と患者の最大の受け入れを要請いたしました。
 いささか驚きました。これまでこのような会談・要請が国から東京都にされていなかったことにです。これだけの感染拡大をし、そして病床が逼迫し、自宅療養者が命を失うような事例が幾つも出てきている、もしくは大きな懸念がある中で、このような対応を今ごろしていることに、ちょっといささかあきれました。
 なぜ先回りして物事をやれないのか。なぜもっと、わかりやすく言えば「緊急事態宣言」を6月20日に解除したときにもう既にリバウンドの兆候が出ていたはずで、我々は国会も含めて「必ずリバウンドが起きる」「解除してはいけない」「東京オリンピックのときには感染が広がるのではないか」という懸念をずっと言っておりましたが、なぜそのような時点でこういった要請を国が東京都にしなかったのか、もしくはできなかったのか。このことは、早く国会を開き、菅総理を初め、厚労大臣、なぜ今までやらなかったのか、なぜ今まで要請ができなかったのかについて、明確に説明をしていただかなければいけないと考えています。
 感染症法の改正をしたのはことしの通常国会の1月から2月です。何を今までやっていたんだと。ちょっと私は、さも当たり前のようなことをした顔できのう要請のニュースが出ましたが、さすがに僕はきのうこのニュースを見て腹立たしい思いでいっぱいでした。

○臨時国会召集の必要性について

【幹事長】
 3点目でございます。
 自民党の総裁選挙の報道が大変あちこちで行われています。私は先週から同じことを申し上げていますが、憲法に基づく国会召集を野党は求めています。7月16日ですから、もう随分日がたちました。自民党の総裁選挙は、一つの政党の総裁選びです。この感染拡大が広がっている中、本当にそのような政治空白をつくっていいのかどうか、いささか疑問に思います。わずか1年前に自民党は大きな総裁選挙をやって、菅内閣総理大臣をお決めになられました。わずか1年で総裁選だと騒いでいるということは、自分たちが選んだ総裁がだめだったということをおのずから認めていることになります。それも、政治空白をつくる前提です。
 私どもは、総裁選の政治空白や衆議院選挙の政治空白を、衆議院の場合は仕方がありませんが、政治空白ができることを懸念して、いち早く国会を開いてその手当を早め早めにするべきだと考えています。補正予算、そして本当に法律の改正が必要で一定の規制が要るならば、そのことを臨時国会を開いて政府・与党は野党にちゃんと責任を果たしていただきたい。そして、それは国民に対する責任を果たすことだと思います。総裁選や衆議院選挙の政治空白を、政治だけの都合で国民に感染拡大のリスクをより大きくすることは許されないと考えますので、早く臨時国会を開き、補正予算、そして法律の対応等々をやるべきだと先週からずっと申し上げていますが、改めて申し上げたいと思います。
 蛇足でございますが、先週、私は石破議員と、あるテレビ番組ご一緒させていただきまして、臨時国会を開いて補正や法律的な対応を早くするべきだと私が申し上げたら、石破議員も横でそのとおりですねとうなずいておられました。きのう、きょうの報道を見ると、石破議員も早く臨時国会を開けというご発言をいただいているというふうに報道で承知いたしました。まさに我が意を得たりでございますので、自民党の幹事長までやられた石破先生までこういうことを言われていますので、政府・与党については一日も早く国会を開いていただきたいと改めて申し上げる次第です。


■質疑

○衆院総選挙について(1)

【NHK・金澤記者】
 野党共闘の関係で伺いたい。国民民主党との協力について、先日、東京10区について、樽井さんが比例に出て小選挙区での立候補を取りやめることになった。そのほかに二つ選挙区が残っていて、静岡1区はかなり調整が難しいとの声が上がっていて、おととしの参院選で国民と立憲で候補者を並べて戦ったということも影響していると思うが、その調整のつかない理由について幹事長はどのようにお考えになるか。おととしの参院選の影響についてどのようにお考えになるか伺いたい。

【幹事長】
 参議院選挙で(旧)立憲と(旧)国民が戦った選挙区はほかにもあります。静岡は確かに激しい選挙戦があったのは理解しておりますが、新立憲ができて(旧)国民と合流をした際に、一定、そういった過去の参議院の状況とかこれまでの状況は一旦みんな水に流して、結果として合流して今214名の衆議院の候補者を擁立できるような政党になっています。野党第1党の責任を果たすためにも、国民との覚書ができて、そして、できるだけ一本化をしようと考えています。
 静岡1区は、かねてから調整をしたいと、平野選対委員長も頑張っていただいておりましたが、これは両方ともそれぞれの地域の事情の中でなかなかおりにくいということがあって、もうここはそれぞれの政党が、国民さんも立憲も納得した上でというか、ここは仕方がないねと言った上で両方がぶつかっているところでございますので、なるべくこういうところをなくすということで、今、国民さんとぶつかっているのは二つだけと。今ご指摘あったように東京10区も国民さんの候補者が別のところへ移動するということになっておりますので、静岡は私が申し上げたようなことだと理解しております。

【共同通信・山下記者】
 先ほど衆議院小選挙区の総支部長の選任について、岩手2区の方の選任の発表があった。地元の岩手県連は岩手1区にも女性候補の擁立を発表していると思うが、現在1区には現職の方がいらっしゃると思う。党として今後この岩手1区の公認の候補者の調整というのはどのように対応していこうと考えているか、方針を伺いたい。

【幹事長】
 これも、(旧)立憲民主党と(旧)国民民主党、それから無所属の会を初めとして、あのときに大同団結をしました。そして、大同団結をして一緒になろうと言って集まってきていただいた方々、現職の方は全員総支部長に任命させていただきました。それは次の衆議院選挙での公認を前提とした総支部長に任命させていただいたという原則があります。ですから、岩手1区は今、その原則に沿って動いているところでございますので、岩手県連の対応、要請が来ていることについては承知はしておりますが、今、選対としてはそのことについては一旦受けつけていない。2区はもちろん(現職が)いらっしゃいませんでしたので、きょう総支部長にさせていただきましたが、1区についてはそこは一旦受けつけていないと承知しております。

○東京パラリンピックについて(1)

【毎日新聞・宮原記者】
 冒頭パラリンピックについてのお話があったが、感染拡大が懸念される中でということで、特に学校の観戦プログラムについては一部の知事からは批判するような声も上がっているが、学校観戦プログラムについて、子どもたちの感染が広がるのではないかという懸念も含めて、どのように捉えられているか伺いたい。

【幹事長】
 私はもう子どもたちに(会場での)観戦を特に強要するようなことはやめていただきたいと思います。パラリンピックが、障がいを持った方々がいろいろな壁を乗り越えてこういった国際的な大会に出場されるまでになられていることを子どもたちが拝見することは、それは大切なことだと私も理解します。でも、それならばテレビでも十分に拝見できるわけですから、観戦について私は、子どもたちの観戦を例えば強要するとか、同調圧力で連れていくとか、そういうようなことはやめていただきたいと思いますし、実際に今、無観客で原則やっているわけですから、なぜ子どもはいいのか。ましてや今の感染拡大の中で子どもに感染が広がっていることは重々国民はわかっていますし、新学期どうするのかという議論の中でパラリンピックだけが特別ではないと私は思います。

○衆院総選挙について(2)

【岩手日報・及川記者】
 先ほどの衆院岩手1区の話だが、一旦受けつけていない状況だということだが、とはいえ選挙まで時間はないので、今後党として協議なさるのか。それとも県連に再考を促す形になるのか。どういった今後の展開になるのかというところでお考えを伺いたい。

【幹事長】
 先ほどの原則は申し上げたとおりです。ですから、あとは選対委員長が話し合われる場面が出てくるかもしれませんが、現状では今以上でも今以下でもないというふうに考えています。

○「アフガニスタン情勢」「横浜市長選」について

【「フランス10」・及川記者】
 2点伺いたい。1点目はアフガニスタンのことだが、20年前に同時多発テロが起き、アフガンへの報復戦争があった。イラク戦争に反対したフランス政府もそのときは、ジャック・シラク大統領だったが、賛成した。日本は給油などもしたわけだが、今振り返って、アフガン攻撃をどう総括されるのかということと、バイデン政権が今、撤退をしている。小池晃さんにはきのう否定されたが、私はこれは極めて自制的・抑制的な態度だと思っている。支持率が下がってしまってもバイデンさんは撤退をやめないと、今のところその姿勢を崩していない。これについてどう思うのかということが1点目。

【幹事長】
 ちょっと今の質問を聞かせてください。抑制的な態度、バイデン政権がというのは、どういう意味ですか。

【「フランス10」・及川記者】
 要は、トランプさんはツイッターなどでタリバンやっつけちゃえと言っているのに、バイデンさんは、トランプさんと比較するのも何だが、米軍撤退という方針を続けていらっしゃる。私はそれが抑制的ではないかと。逆にタリバンが攻めてきたからといって報復をしないと、トランプさんが煽るように。それは極めて慎重・自制的・抑制的な態度ではないかというのが私の認識だが、要は米軍撤退を続けていらっしゃることをどう思うのかということを伺いたい。
 2点目が横浜市長選挙で、もうずっと取材して堀田さんも横田さんも私も大変疲れているが、共産党の排除が結構露骨だったなという印象を持った。一つは、告示日以降は山中陣営の街宣車に共産党の議員さん、畑野君枝さんとかは乗せてもらえなかった。赤い共産党の腕章をつけている運動員というかボランティアは赤い腕章を外すように言われたと。投開票日の万歳三唱・祝勝会で、畑野君枝さんもお見えだったが、一緒に並ぶこともなく私よりも後ろの席で一人ポツンとしていらっしゃった。今後野党共闘を考える上で、横浜市長選挙はかなり意図的であったが、共産党を排除する姿勢が正しいのかどうか、その点について伺いたい。

【幹事長】
 1点目は極めて難しい問題だと思います。この間もこの会見で申し上げましたが、私は外務副大臣時代にアフガン担当で、カブールでのカルザイ大統領の就任式に出席し、その後開かれたロンドンでのアフガン復興会議にも政府代表として出席しました。ですから、当時のアメリカを中心とした、ヨーロッパ、そして日本は、アフガンの当時の政府、タリバンではない政府に対する支援をやって、タリバンのアフガンからの排除ということをやってきた者です。アフガンの麻薬に対する(原料の)栽培を農地の栽培に変えるような支援もしてまいりましたし、治安のための警察官の訓練等の支援もしてまいりましたし、当時の日本のアフガンに対する貢献は国際社会の中で極めて高い評価を受けていたと、私はそう受けとめています。
 今回、トランプ政権の和平交渉を受けた後、その状況を受けてバイデン大統領が米軍の撤退を決めたということでございますが、アメリカの世論でも意見が分かれているように、イギリスでも意見が分かれているように、アメリカ兵もイギリス兵も何人も亡くなられています。その状況の中でもう一度タリバン政権にアフガニスタンを戻すことが、一体20年間の歩みをどう評価するのかという議論が米英で出てきていることについては僕は一定評価をします。日本の政府からそのことについて何らコメントが出ていないことについてはやや残念に思いますが、国会が動けば外防委員会や予算委員会で総理や外務大臣に私も聞きたいと思っているところでございます。
 タリバンの新政府を国際社会がどういう形で見守っていくのか。それが20年前のテロの温床のような形で残らないようにするには、何を国際社会がタリバンに求め、国際社会で認めるとすればどういう認め方をするのか。こういったところが今、問われていると思います。足元ではアフガンの国民が本当に危険な目に遭っている可能性もあります。そして国外への脱出についても、(米軍撤退)期限を延ばせという話にタリバンはノーだと言っているようですが、本当に国外への脱出にどういう形で安全なオペレーションでそれができるのかについてもやや不透明なので、私としてはアフガンの状況については息を飲みながら注視しているというのが現状で、アフガンの状況をG7なりで議論したり、当時のアフガンの、タリバンではないアフガン政府をサポートしていた日本も含めた先進国で、このタリバン政府にどう向き合うかということについて、やはり国際社会として議論を始めるべきではないかと私は思っています。
 2点目は、共産党との関係です。横浜市長選挙は、基本的には私は立憲民主党の推薦と、住民投票を頑張っていただいたカジノ反対の市民の連携の中で運動をつくっていったと思いますが、その中で共産党や社民党さんも非常に大きな協力をいただいたと、そして結果としてはあれだけの大差がついたと思っています。ですから、選挙のやり方というのはいろいろなやり方があると思いますが、結果としてああいう形で共鳴の輪、山中さんに対する共鳴や支持の輪が広がったことをどう受けとめるかということだと思いますし、ネット上では「市民連合」や市民社会の皆さんが主催したネットでの集会等に共産党の議員や江田先生が一緒に出て山中さんを応援しているような場面があったとも承っているので、今の質問は、問題提起だと思いますが、そこも含めて今後の衆議院選挙に関しては検討していきたい、どういうやり方がいいのか検討していきたいと思います。

○「横浜市長選(2)」「東京パラ(2)」について

【フリーランス・横田記者】
 横浜市長選に関連して、きょうの朝日新聞にも「『ガラスの団結』野党不安も」という見出しで、及川さんが言った共産排除についての記事が出ているが、要は連合が条件をつけて、街頭演説で並ばないとか自主的支援というのを条件にしたという内容だが、こういう連合への配慮をしていることが立民に対するマイナスイメージになって、野党選挙協力、政権交代への気運に水を差すマイナス効果として働くのではないかという意味で、立民として連合への配慮が問題であると認識しているのかどうか、今後改善していくお考えなのかまずお聞きしたい。
 パラリンピックの関係で、これも朝日新聞の20日の記事で、都立墨東病院の部長が、開催の是非を早急に議論するべきだと、医療逼迫していて重症患者を受け入れられないような状況になっているという朝日の記事を受けて、党内でパラリンピック中止についてどんな議論をしたのか。東京都がこういう都内の医療状況を踏まえモニタリング会議等でパラリンピック中止を議論していない現状について、医療関係者の悲鳴を、問題提起をスルーしている状況についてどう思うのか。開催についての是非を早急に議論するべきだと墨東病院の部長が、現場の医療関係者がそう訴えていることについてどう思うのか伺いたい。

【幹事長】
 まずは連合さんとの関係で言えば、市長選挙は勝つことが優先でした。勝つことが大事でした。カジノの問題も感染拡大の問題もありますので。結果として市民の皆さんの大きなご支持をいただいて勝たせていただきました。とてもありがたいと思います。ですから、それぞれ応援していただいた方がいろいろな思いをお持ちだと思います。個別にピンポイントで当てれば、それは不満や、逆に言えばこんなことやりたかったということがそれぞれにおありだと思います。ですから、その中で、トータルの中でこういった形での大きな選挙の構えができたことについては、いろいろなところで課題はあったと思いますが、それは神奈川県連も含めて、それぞれの皆さんが、市民の皆さんの結集も含めて、ご努力をいただいた結果だと私は考えています。
 パラリンピックの開催については、それは私が考えることではありません。私は先ほど申し上げたとおり、やるとなれば、パラアスリートの皆さんに最善を尽くしていただきたいし、そのことで感染拡大することがないように最大限の対応をすることが、東京都や、さらに言えば組織委員会、政府の役割だと私は思います。
 だけど、じゃあ中止にしてパラリンピックの機会を奪うことが本当に正しいことなのかどうか、それはどちらとも言えないと僕は思います。逆に言えば、そのリスクがあることも承知で世界中からパラアスリートの皆さんが、おそらくオリンピック以上に介護や関係者の方も含めてご努力をして日本に入ってこられたと思います。そのことも含めて考えなければいけないと、私はそう考えています。
 医療従事者の方の懸念、中止にするべきだという意見も私は理解します。それは逼迫している医療関係者から見れば、そういうことを言われることを全く私は否定しません。ただ、ここで中止にしたときに、延期でどこかの時点でパラリンピックが本当に開催できるかという保証が、今、野党の我々は別にIPCと交渉できるわけではないので、残念ながら力不足ですから、延期にしてもらえれば最大いいと思いますが、感染がおさまってパラリンピックができるときにやらせてもらえるなら延期が一番いいと思いますが、今の日本政府やIPCがやると言っている限りは、健闘を祈ることと感染拡大を最小にとどめていただきたいと思っているのが、今の我々としてはやれることだと思っています。

【フリーランス・横田記者】
 横浜市長選の勝利を受けて課題として受けとめて改善するかどうかをお聞きしたいが、江田憲司さんは、これはほぼ理想型で国政でもひな形になると受けとめられているが、共産党側は、課題があると、自主的支援というのはひな形にはならないと問題提起しているが、これを受けて立民として連合言いなり政党と言われかねないようなこの状況を改善するかどうかについて聞いているのですが。

【幹事長】
 連合言いなり政党。それは横田さんが言われているだけだと私は思いますが。

【フリーランス・横田記者】
 そういう印象を与えるおそれがあるのではないか。

【幹事長】
 選挙ですから、例えば連合に違和感をお持ちの有権者もいらっしゃいます。共産党に違和感をお持ちの有権者もいらっしゃるはずです。京都などは正直申し上げて非常に多いです。一方で、勝つためにそれぞれが努力をされた結果が、あの結果です。その結果をもとに何が一番いいかということを今後考えていけばいい話であって、そのことを今、個別に横田さんのような質問をされても、私にとっては答える能力もないし、今、勝たせていただいた後ですから、山中さんがいかに横浜市政を横浜市民の期待に応えてやるかを、政党も、我が党も含めてバックアップする、サポートしていく。そちらのほうが優先順位としては高いと僕は思います。

○衆院総選挙について(3)

【フリーランス・堀田記者】
 岩手1区のことで伺いたい。階猛さんは現在、立憲の党籍をお持ちか。

【幹事長】
 持っておられます。

【フリーランス・堀田記者】
 階さんの立場というものを正確に、幹事長、言っていただけますか。

【幹事長】
 立憲民主党岩手第1区総支部長です。

【フリーランス・堀田記者】
 ということは、一般的に言うと総支部長というのは次の総選挙において公認候補者になる予定の方ですよね。

【幹事長】
 はい、そうです。

【フリーランス・堀田記者】
 そうしますと、小沢さんが立てられた、この30歳の何とかという人は、党本部から見たらどのような形になるのか。

【幹事長】
 党本部から見たらというのがよくわかりません。

【フリーランス・堀田記者】
 党本部から判断してです。

【幹事長】
 まだそのことを選対としても岩手県連から受けつけていませんので。

○東京パラリンピックについて(3)

【フリーランス・堀田記者】
 パラリンピックのことで伺いたい。今、共産党さんなどはパラリンピックも中止ということを言っている。それから市民運動家の中でも、きょうもパラリンピック反対の集会とデモもあるが、立憲民主党としてはパラリンピックはやらせるということでよろしいか。

【幹事長】
 先ほど私が申し上げたとおりです。

【フリーランス・堀田記者】
 個別のことだが、小池さんたちは学童をぜひ参加させたいというのがありますよね。それで、そのことについては立憲としては反対だということでよろしいか。

【幹事長】
 それも先ほど申し上げたとおりです。

○アフガニスタン情勢について(2)

【フリーランス・安積記者】
 政府はアフガニスタンに自衛隊機を飛ばして邦人救出、日本大使館の現地スタッフも救出すると発表したが、既に大使館職員12名は17日にアフガンを脱している。業務は15日に停止している。なぜこの間、日本政府として何ら行動を起こさなかったのか。それと、なぜ大使館員が優先だったのか。もちろんアフガニスタンには邦人がそんなにたくさんいるわけではなく、国際機関等に勤務している人たちがいるが、そういう人たちと連絡はとっていると言いながらも、なぜ大使館員だけが先に出たのかということについて、副大臣の経験がおありの幹事長のご意見をお聞きしたい。

【幹事長】
 安積さんのご指摘のとおり、私は非常に違和感があります。大使館員だけが先行して脱出して、あとで残っている方々がいらっしゃる。日本人、もしくはアフガニスタン人の日本に協力をされていた方々。その方々だけ残して大使館員が、僕は確認しなければいけないと思っているのですが、本当に一人も残っていないのかどうか、全員かどうか確認しなければいけないのですが、そこについては私も違和感があります。

○横浜市長選について(3)

【フランス10・及川記者】
 横浜市長選挙の最中も郷原信郎弁護士が音声データ、山中さんのものと思われるものを2本出して、私は双方の言い分を載せて記事に2回したが、本日、日本タイムズ社というところの代表取締役の方が告発し、山中さんがその会社にその取締役をやめるように圧力をかけたり金銭の要求があったりという告発があったそうだ。たぶん福山幹事長はまだ耳に入っていないかと思うが、もしご存じでしたらご見解を示していただきたいということと、山中さん、当選はあくまで始まりで、今後いろいろ攻撃等があると思うが、その都度反論していくべきではないかと思うがご見解を伺いたい。

【幹事長】
 まず、ご指摘のように、私は今の話は全く承知しておりませんので、コメントしようがありません。
 これからが本番だというのはまさにそのとおりで、先ほど申し上げたように、本当に横浜市政をマネージメントするというのは大変なことだと思いますし、まさにこのコロナの拡大の中ですから、我々としても山中さんをサポートして対応していきたいと考えています。

○茨城県知事選について

【フリーランス・横田記者】
 茨城県知事選について、立民が自主投票になった理由をお聞きしたい。これは再稼働も争点で、首都圏全体にも影響を与える重要な選挙だと思うが、再稼働と避難計画について若干曖昧な大井川現職の知事ではなく対抗馬を出すとか、あるいは共産党が支援する候補を支援しなかった理由について伺いたい。

【幹事長】
 県連の判断だと思います。自主投票という県連の判断をされたからだと思います。

【フリーランス・横田記者】
 立民の中央としては問題視されなかったのか。原発ゼロを掲げて。

【幹事長】
 まずは県連が上げてきて、それで判断をしますが、まだ上がってきていません。ただ、県連の判断だと思います。