立憲民主党は2月13日、野田「次の内閣」第11回閣議を国会内で開催しました。

 冒頭のあいさつで、野田佳彦代表は予算の修正案について触れ、明日14日の定例記者会見で発表し、午後から与党にも説明するような段取りに入っていくと表明し、「来週からは、政府案と立憲案を比較していただきながら本格的な審議をしていきたい」と述べました。さらに、高額療養費の自己負担引き上げについて「当然凍結」を求め法案を取りまとめたことに触れ、「審議会で負担引き上げを主張しているのは、経済団体と業界団体の出身者であり、すなわち献金をたくさん出している人の声は政策に反映される。献金を払えないような当事者には自分たちの声を反映する機会もなかった」と述べ、これは企業団体献金の禁止にもかかわるとテーマだと思っているとの考えを示し、「政治とカネ」の問題も含め今後も頑張っていくと強調しました。

1.報告事項
【議員立法登録】
(1)「労働安全衛生法等の一部を改正する法律案」(カスタマーハラスメント対策関連)
(2)「山村振興法の一部を改正する法律案」
(3)「棚田地域振興法の一部を改正する法律案」
《(1)、(2)、(3)とも登録了承》

【一任案件】
(1)令和7年度予算修正案について←代表・政調会長に一任となっていた修正案の取り扱いについて、重徳政調会長から現状の説明があり、明日14日の野田代表会見で発表するとの報告がありました。

2.協議事項
【国会同意人事】←預金保険機構理事山﨑英司候補は不同意とし、そのほかは全員同意することが了承されました。

【議員立法審査】
(1)「高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する法律案」「義務教育諸学校等の施設費の国庫負担等に関する法律の一部を改正する法律案」
(2)「高額療養費自己負担引上げ凍結法案(健康保険法等の一部を改正する法律案)」
(3)「手話に関する施策の推進に関する法律案」
《(1)、(2)、(3)とも賛成》