立憲民主党は3月25日、国会内で第123回常任幹事会を開催しました。
冒頭であいさつに立った野田佳彦代表は、各地で相次ぐ山林火災に触れ、「岩手県大船渡の山林火災については、わが党は早々に情報連絡室を設置して、農林水産業への影響などを確認しながら後押ししてきた。この度、激甚災害に指定されたということだが、被災地の復旧復興のためにこれからも党として後押しをしていきたい。現在、愛媛・岡山でも山林火災が発生していて、被災をされている皆様は大変不安だと思う。全力を挙げての鎮火を政府に要請していきたい」と力を込めました。
大詰めを迎えている予算審議については、「審議時間の積み重ね、熟度はどれぐらいか。採決を巡って攻防があると思う」と指摘しました。
政治とカネの問題については、「われわれは企業・団体献金の禁止を訴え、野党をまとめた。自民党はいわゆる『なんちゃって公開法案』だが、第三の考え方として、公明党と国民民主党が新しい考えを示してきた。よく中身を吟味したいと思うが、国民民主党には『野党の輪に入って、一緒に企業・団体献金禁止に向かってがんばろう』という呼びかけを引き続き行っていきたい」と述べました。
2.報告・承認事項
<幹事長>
小川淳也幹事長は(1)党本部事務局長・次長の任命(2)党事務局職員の働き方改革(3) 党所属議員の海外派遣――等について報告しました。
<代表代行(党務総括/政治改革推進本部長)>
大串博志代表代行は「企業・団体献金禁上法案」について報告しました。
<選挙対策委員長>
大串博志選挙対策委員長は(1)福岡県知事選挙の結果(2)千葉県議会議員補欠選挙の結果(3)福岡県議会議員補欠選挙の結果(4)静岡市議会議員選挙の結果――等について報告しました。
20250325第123回常任幹事会 選挙対策委員会提出資料.pdf
<政務調査会長>
重徳和彦政務調査会長は『次の内閣』閣議審査結果等(第15回・第16回)について報告しました。
<組織委員長>
佐藤公治組織委員長は(1)総支部長の異動(2)組織委員会の役員構成(3)参議院総支部の設立(4)衆議院小選挙区暫定総支部の設立(4)総支部の異動(名称変更)――等について報告しました。
20250325_第123回常任幹事会_組織委員会報告.pdf