参議院立憲民主党は4月15日、「就職氷河期対策委員会」を国会内で開催。就職氷河期対策に関する政策について議員間で協議しました。同委員会は、参院の就職氷河期世代が立ち上げたもので、雇用、賃金、年金、住宅、親の介護、孤独・孤立など直面する課題に取り組んでいきます。

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 冒頭、委員長の吉川沙織議員は、「政府の取り組みについて聞いてきたが、私たちにはそれぞれこれまでの取り組んできた蓄積がある。政府が認識している課題と、私たち積み上げてきた質疑とそれに対する答弁などを付け合わせながら、対策世代間の分断を煽るのではなく、持続可能な社会保障をつなげていきたい。非正規雇用や、住まいの安心が確保できないこと、低年金は誰しもに起こりうるが、それらに矮小化するにはあまりにも人口のボリュームが多いという問題もある。わが国全体の課題として、あの時代のあの空気を検証することも含めてしっかりやっていきたい」とあいさつしました。

 同日の会議には、石川大我、石垣のりこ、岸真紀子、塩村あやか、村田享子、横沢高徳各議員が参加しました。