立憲の政策がまるごとわかる立憲民主党 政策集2024Policies 2024
SOGI
LGBT差別解消法の制定
- レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーをはじめとする「性的少数者」などが差別を受けず自分らしく生きることができる社会をつくるため、性的指向や性自認(SOGI)による差別について、①行政機関等による差別の禁止、②雇用の分野での差別の解消、③学校等での差別の解消等の施策を盛り込んだ「LGBT差別解消法」(「性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律」)を制定します。
支援団体との連携
- 支援団体と協力して、性的指向・性自認(SOGI)による差別や偏見、ハラスメントがない社会を実現します。
婚姻の平等・同性婚の法制化
- 同性婚を可能とする法制度を実現します。性的指向・性自認(SOGI)にかかわらず、全ての人に結婚の自由を保障するため、婚姻平等を実現する「民法の一部を改正する法律案」(婚姻平等法案)を成立させます。
- 戸籍上の性別変更要件のうち、最高裁が2023年10月に違憲判決を下した「生殖不能要件」に加え、「未成年の子なし要件」「外観要件」を削除する「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律(GID特例法)の一部を改正する法律案」を成立させます。ICD-11(国際障害疾病分類第11版)の採択に伴い、GID特例法の名称変更を検討します。ホルモン療法の保険適用拡大を検討し進めます。
- コロナ禍の下で生じた性的マイノリティの不利益や懸念に鑑み、平時から機微な個人情報の扱いやプライバシーの在り方を見直すとともに、保健所の体制強化、トランスジェンダーのホルモン治療、性別適合手術などの中止・延期が起きない医療体制の構築など、緊急時を見据えた安心・安全な社会を実現します。
人権教育
- 学校設備、授業や学校生活全体を通じて、性的マイノリティを含めて人権の尊重を貫き、あらゆる人が孤立したり排除されたりせず、学校と地域が協力して人権の砦となることを目指します。