第2章焦点となった法案・課題への対応
15 主要農作物種子確保法案 議員立法を提出
221回特別国会において、政府から提出された「重要品種の育成及びその種苗の生産の振興に関する法律案」の補完法案として、立憲民主党、国民民主党、公明党、参政党、日本共産党は、議員立法「主要農作物の優良な品種を確保するための公的新品種育成等に関する法律案」(主要農作物種子確保法案)を参議院に提出し、参議院農林水産委員会において並行審議が行われた。
主要農作物種子確保法案は、食料自給率の向上に資する観点から、主要農作物の優良な品種を確保する必要性が高まっていることを踏まえ、その育成の主たる担い手となっている公的試験研究機関における主要農作物の新品種の育成が継続的かつ安定的に行われるようにすること、主要農作物の優良な品種の確保を図ること、食料の安定供給の確保に向けて、公的新品種育成の促進等に関し、基本方針の策定その他の必要な事項を定めることなどを主な内容としている。
立憲民主党は、参議院農林水産委員会の審議において、懸念事項等が一定程度担保されたことから、政府提出の「重要品種の育成及びその種苗の生産の振興に関する法律案」については、育成した重要品種の知的財産の保護が図られるよう必要な支援を行うことなど、12項目の附帯決議を付して賛成し、同法案は可決・成立した。(関連「27 農林水産」)
