毎年9月頃に発刊国会レポートDiet Report

立憲民主党
国会レポート2024
(212回臨時国会、213回通常国会総括)

第2章「次の内閣」・政務調査会 各分野の対応

震災復興

震災から13年を迎えた被災地視察

泉健太代表は、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故から13年を迎えた2024年3月11日、宮城県岩沼市、仙台市、多賀城市を訪れ、復興への誓いを新たにした。

東日本大震災で地震と津波の被害を受けたものの、発生から45日で工場を再稼働させたレトルト食品製造工場では製造ラインなどを視察し、青年海外協力隊経験者が中心となって設立された地方創生を行う法人団体では施設内やこれまでの経緯などの説明を受け、それぞれ震災当時の状況や現在の活動等の話を伺い、意見交換を行った。仙台空港のすぐ南側に位置する千年希望の丘で、泉代表らは相野釜公園の慰霊碑前に献花し、交流センターで当時の状況を市長らから伺った。また、陸上自衛隊多賀城駐屯地への表敬訪問を行い、当時の状況やこれまでの経緯、現在の活動等に関する説明を受け、震災慰霊碑等への献花・黙祷を行った。

東日本大震災復興対策本部が福島県を視察

東日本大震災復興対策本部は2024年3月4日に福島県双葉町、大熊町、浪江町を訪れた。JR双葉駅周辺や撚糸会社、中間貯蔵施設、F-REI(福島国際研究教育機構)本施設予定地等で復興に向けた取り組みを視察し、福島市内にて立憲民主党所属議員らで構成する福島県議団と意見交換を行った。立憲民主党は代表談話を発表するとともに、被災地や各地において生活する被災者に寄り添い、震災の大きな犠牲の上に得られた教訓を風化させることなく、復興に向けて尽力することを改めて確認した。